(株)不動産経済研究所は21日、2024年4月の近畿圏新築分譲マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は1,095戸(前年同月比31.0%増)となり、5ヵ月連続で前年同月を上回った。契約率は68.5%と前年同月比では0.7ポイント上昇したが、3ヵ月ぶりに70%を下回った。
1戸当たりの平均価格は5,157万円(同0.7%下落)と6ヵ月ぶりの下落、1平方メートル単価は81万円(同1.8%上昇)と6ヵ月連続の上昇となった。
即日完売物件は「ジオ夕陽丘五條宮」3期2次1戸(大阪市天王寺区、平均1倍・最高1倍)など、4物件34戸。月末時点の販売在庫数は2,722戸で、前月末から36戸減少した。
5月の販売戸数は1,000戸程度を見込む。