(株)東京カンテイは6日、2024年5月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は4,499万円(前月比0.9%下落)と反転下落した。都県別では、東京都が5,345万円(同1.0%下落)と、2ヵ月連続の下落。神奈川県は4,904万円(同1.0%上昇)と3ヵ月連続で上昇した。千葉県は3,775万円(同2.2%上昇)と連続で上昇。埼玉県も3,802万円(同0.3%上昇)と連続で上昇した。前月に引き続き、最も価格水準の高い東京都のみが下落したことから、他の3県は上昇したものの、首都圏全体では下落に転じた。
近畿圏は、3,807万円(同3.9%上昇)と反転上昇。府県別では、大阪府が4,101万円(同1.6%上昇)と4ヵ月連続で上昇。兵庫県は3,859万円(同5.6%上昇)と再び上昇に転じた。京都府は4,296万円(同3.4%上昇)と連続上昇。主要3府県が軒並み上昇したことで、近畿圏全体がプラスに転じた。
中部圏は3,393万円(同0.3%上昇)と反転上昇。愛知県は3,558万円(同0.6%上昇)と再び上昇に転じた。
宮城県は3,474万円(同2.6%上昇)、福岡県は3,642万円(同0.4%上昇)となった。