不動産ニュース / 開発・分譲

2024/7/3

京急他、横浜並木の大規模マンションが好発進

「プライムパークス横浜並木 ザ・レジデンス」完成予想モデル。手前が「イースト」、奥が「ウエスト」
モデルルーム

 京急電鉄(株)、京急不動産(株)、相鉄不動産(株)、総合地所(株)が共同で開発・販売を進めている分譲マンション「プライムパークス横浜並木 ザ・レジデンス」(横浜市金沢区、総戸数509戸)が好調な滑り出しを見せた。同エリアでは28年ぶりとなるマンション供給、大規模ならではの共用設備の充実、住環境の良さ、広めの住戸プランや値ごろ感が好感されている。

 同物件は、金沢シーサイドライン「幸浦」駅徒歩5分、京浜急行本線「京急富岡」駅徒歩26分に立地。建設地は、1970年代から横浜市等が埋め立て整備を行ない、住宅開発が行なわれてきた「金沢シーサイドタウン」の一角で、三菱重工の社宅跡地。敷地は公道を挟んで二つに分かれ、東側が約7,100平方メートル、西側が約1万1,000平方メートル。北側に大規模商業施設、南側に中学校が隣接。東側は金澤緑地に接する。前者を「イースト」(鉄筋コンクリート造7階建て、総戸数199戸)、後者を「ウエスト」(同、総戸数310戸)として開発する。施工は(株)長谷工コーポレーション。

 建物はZEH-M Oriented仕様。スケールメリットを生かし、共用施設としてラウンジ、カフェ、テラス、パーティルーム、ランドリー、キッズスクエア、ゲストルーム2室、マルチピット(多目的室)などを用意。一部を除き「イースト」「ウエスト」入居者間で相互利用できる。住戸は、「イースト」が2LDK~4LDK、専有面積約58~81平方メートル。「ウエスト」が2LDK~4LDK、専有面積約55~89平方メートル。専有面積60平方メートル以下の住戸を除き、スパン6,000mm以上を確保。バルコニー奥行きは2,000mm、1階住戸はインターロッキング敷きの専用庭付き。

 5月に1期1次44戸を発売し、33戸が成約済み。現在1期2次18戸(イースト9戸、ウエスト9戸)を販売中。販売価格は「イースト」が3,420万~5,310万円。「ウエスト」が5,230万~7,960万円。

建設地(右が「イースト」、奥が「ウエスト」)

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年10月号
売買仲介を効率化するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/9/5

「月刊不動産流通2024年10月号」発売中!

月刊不動産流通2024年10月号」が発売となりました。
特集は、「売買仲介を効率化! オンライン活用」です。賃貸取引ではかなり定着したともいえる電子契約やIT重説。売買仲介においては、どの程度普及しているのでしょうか。売買仲介の営業活動や取引におけるオンラインの活用方法について取材しました。有効活用のポイントや、アナログとの使い分け方、メリット・デメリットは…?