関電不動産開発(株)は8日、豪州で3件目となる宅地開発事業への参画を発表した。
シドニーを中心に不動産開発を展開するCastle Groupが、シドニー近郊レッピントンで宅地開発・分譲を行なうプロジェクト。現地法人Kanden Realty & Development Australia Pty Ltdを通じて参画する。
レッピントン周辺は、人口成長を遂げているエリア。シドニー中心地までは車で45分、2026年開業予定の西シドニー国際空港まで車で15分に立地。周辺には、商業施設や学校、コミュニティセンターがあり、生活利便性を備える。敷地面積約4ha。総区画数64区画。
着工は24年7月、竣工・引き渡しは25年10月の予定。
同社は、海外不動産事業での豪州の投資割合を現在の約2割から3割以上に引き上げるため、今後も豪州への投資を拡大していく方針。宅地開発以外にもマンション開発やオフィス・物流施設の開発・運営を手掛けていく。