(株)不動産経済研究所は19日、2024年8月の近畿圏新築分譲マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は632戸(前年同月比28.0%減)と、2ヵ月ぶりに前年同月を下回った。契約率は72.2%(同6.0ポイント減)と、3ヵ月連続で70%を超えた。
1戸当たりの平均価格は4,926万円(同13.4%上昇)、1平方メートル単価は83万9,000円(同13.4%上昇)と、いずれも2桁のアップとなった。
即日完売物件は「リバーガーデン四天王寺」2期1・2次(大阪市天王寺区、28戸、平均5.7倍、最高6倍)などの4物件33戸。月末時点の販売在庫戸数は2,390戸で前月末から158戸減少した。
9月の販売戸数は1,300戸程度を見込む。