不動産ニュース / 開発・分譲

2024/10/22

山口・防府に地域のにぎわい拠点/大英産業

 大英産業(株)は22日、複合施設「TRAIL hofu hachioji」(山口県防府市)の店舗・賃貸住宅の入居募集を開始したと発表した。

 「山口県防府市 駅北公有地活用事業」における取り組みの一つ。同事業は、活力ある中心市街地の形成に向け、民間活力を最大限活用し、便利で魅力ある「まちなか」の形成につながる土地活用を図るもの。駅北公有地は、JR山陽本線「防府」駅に面する約7,000平方メートルの一団の土地。防府市が公募型プロポーザル方式により民間事業者を募集、同社が優先交渉権を獲得し、まちづくりに取り組んでいる。

 「TRAIL hofu hachioji」は、店舗・賃貸住宅・分譲マンション・分譲タウンハウスからなる。かつての商店街のように、人と人とが出会う地域交流の拠点を目指す。

 A街区の商業エリアには12店舗を誘致。専有面積9.13平方メートル~、賃料は6万6,000円~。
 B・C街区の賃貸エリアには、タイプの異なる店舗併用賃貸住宅(メゾネットタイプ)を展開する。「なりわい賃貸住宅」は2タイプで、専有面積は48.12平方メートル、間取りは1LDK+店舗、賃料は未定。「あきない賃貸住宅」は5タイプ。専有面積は76.33~81.30平方メートル、間取りは1LDK+店舗、賃料は未定。「アトリエ賃貸住宅」は2タイプで、専有面積61.49平方メートル、間取りは1LDK+アトリエ、賃料は未定。

 11月2日に上棟式を行なう予定。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。