小田急不動産(株)はこのほど、冷凍冷蔵倉庫「(仮称)小田急不動産ロジスティクスセンター鳴尾浜コールドストレージ」(兵庫県西宮市)の開発に着手した。兵庫県での物流施設開発、および冷凍冷蔵倉庫の開発はどちらも同社では初。
阪神高速5号湾岸線「鳴尾浜」出入口より約1.1km、大阪・神戸どちらにも交通アクセスが良好なため、関西圏の広域配送拠点として利便性に優れている。また阪神本線「甲子園」、およびJR神戸線「甲子園口」駅からアクセス可能な阪神バス「鳴尾浜南第一」停留所が目の前にあり、労働力確保の点でも優れた立地。
敷地面積4,064平方メートル、鉄骨造4階建て、延床面積8,008.98平方メートル。トラックバース12台、垂直搬送機2基、荷物用エレベーター1基などを備える。対応温度帯は-25~+5度帯に設定可能な温度帯可変区画と、一部+10~+25度帯の定温区画。さらに、冷凍冷蔵設備は、環境負荷が低く高エネルギー効率の自然冷媒を採用する。
すでに尼高運輸(株)の入居が予定されている。
竣工は2026年3月の予定。