国土交通省は2024年12月27日、同年11月の建築着工統計を公表した。
同月の新設住宅着工戸数は6万5,037戸(前年同月比1.8%減)となり、7ヵ月連続の減少となった。また、新設住宅着工床面積は510万5,000平方メートル(同0.3%減)となり、こちらも7ヵ月連続の減少。季節調整済年率換算値は77万5,000戸(前月比0.5%減)で2ヵ月連続の減少となった。
利用関係別では、持家が1万9,768戸(前年同月比11.1%増)となり、2ヵ月連続で増加した。貸家は2万6,717戸(同5.5%減)で、2ヵ月連続の減少。分譲住宅は1万8,146戸(同7.3%減)で、7ヵ月連続の減少となった。分譲住宅のうちマンションは7,895戸(同2.9%増)と4ヵ月ぶりの増加、一戸建住宅は1万124戸(同14.5%減)と25ヵ月連続の減少となった。
三大都市圏別では、首都圏が総数2万3,405戸(同5.4%減)。内訳は持家3,975戸(同0.6%増)、貸家1万625戸(同3.2%減)、分譲8,707戸(同10.3%減)。中部圏は総数6,789戸(同11.2%減)、持家3,039戸(同12.0%増)、貸家1,801戸(同33.3%減)、分譲1,925戸(同12.6%減)。近畿圏は総数1万973戸(同6.4%増)、持家2,701戸(同10.9%増)、貸家4,682戸(同1.1%増)、分譲3,524戸(同10.4%増)だった。