不動産ニュース / 開発・分譲

2025/4/24

渋谷に1人から対応可能なセットアップオフィス

「SHIBUYA WayP(シブヤ ウェイプ)」外観

 (株)ヒトカラメディアはフレキシブルオフィス「SHIBUYA WayP(シブヤ ウェイプ)」を28日に開業する。事業主体は東急(株)、運営はヒトカラメディア。

 JR・東京メトロ他「渋谷」駅B1出口から徒歩7分。建物は鉄骨造地上10階建てで、延床面積は1,492.64平方メートル。

 33区画を用意したオフィススペースは、1人区画から19人区画まで、さまざまな規模の区画を用意した。いずれも個人デスクをセットアップした。
 多様な共用施設も特徴。4階には入居者専用ラウンジを設置しており、ソロワーク、少人数の打ち合わせなどに利用できる。可動式のガラスウォールを開け放つことで、廊下も含めた空間利用ができるようになり、イベントやパーティも可能。プロジェクターなどの設備も備えている。
 その他、息抜きやランチ、軽い打ち合わせに利用できる屋上空間、どのフロア入居者も活用しやすいよう3フロアに分けて設置したテレカンブース(18室)、このほか5~8人用の会議室(計6室)もある。いずれも、テナント企業の就業者は無料で利用できる(ラウンジの貸し切り利用を除く)。
 1階にはサンドイッチカフェが出店。ラウンジでパーティ等を開催するときにはケータリングの注文にも対応する。

 すでに約半分の区画が契約済みで、5人以下の区画についてはすべて埋まっている。契約企業はクリエイティブ系、SaaS系企業やスタートアップ、士業まで幅広く、ビルの使い勝手の良さ、「渋谷」駅に近いものの閑静なエリアであること、隣接する北谷公園や代々木公園の緑の眺望などが高く評価されているという。

さまざまな人数の区画を用意。左は5人区画、右は14人区画
屋上空間は息抜きやランチ、軽い打ち合わせなどに利用できる。パソコン作業ができるスペースも設置予定

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。