不動産ニュース / 調査・統計データ

2026/8/27

今後の不動産価格「上がると思う」回答減

 野村不動産ソリューションズ(株)は27日、「住宅売買に関する意識調査アンケート(第31回)」の結果を発表した。7月8~23日にノムコム会員を対象にインターネット上で調査したもので、有効回答数は1,041人。

 今後の不動産価格の動向については、「上がると思う」が33.8%(前回(2026年1月調査)比8.4ポイント低下)となった。依然最多ではあるものの、「横ばいで推移すると思う」が32.9%(同2.5ポイント上昇)、「下がると思う」が23.8%(同4.1ポイント上昇)と増加しており、不動産価格の先高感はやや和らいでいる。

 フリーコメントでは、上がると思う理由について「金利の上昇、円安による住宅資材の高騰等で不動産価格は上昇する」など。下がると思う理由では「既に高くなりすぎているから」などが挙げられた。

 現時点で不動産は売り時かについては、「売り時だと思う」が22.0%(同0.1ポイント低下)、「どちらかといえば売り時だと思う」が53.2%(同2.4ポイント低下)、「どちらかといえば売り時だと思わない」が13.0%(同3.0ポイント上昇)、「売り時だと思わない」が11.8%(同0.5ポイント低下)となった。「売り時」「どちらかといえば売り時」の合計は75.2%で、売り時と考える回答者が多数を占める一方、前回調査より2.5ポイント減少した。

 売り時だと思う理由では、トップが「今なら好条件で売却できると期待できるため」の66.3%(同4.8ポイント上昇)。以下、「不動産価格が上昇していると感じるため」65.3%(同6.9ポイント低下)、「今後、不動産価格が下落すると考えているため」20.2%(同3.7ポイント上昇)と続いた。

 今後の住宅ローン金利はどうなるかについては、「明確に上昇していくと思う」が90.1%(同0.9ポイント低下)と最も多く、引き続き大多数が金利上昇を予想した。

 不動産売買に関する情報収集や検討を行なう際にAI(生成AIやチャットボット等)を利用しているか、については「現在、積極的に利用している」(8.7%)と「現在も利用しているが、限定的である」(17.0%)と、合わせ25.7%となった。「興味はあるが、まだ利用したことはない」は47.4%と、今後さらなる利用拡大の余地があることがうかがえた。また、その利用目的では、「相場や価格の妥当性の確認」(64.8%)、「物件の情報収集・比較」(57.5%)、「検討条件(エリア・価格等)の整理」(54.9%)が上位を占めた。

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