不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2005/7/26

学生マンション事業好調で増収増益/毎日コムネット「2005年11月期中間決算」

 (株)毎日コムネットは25日、「2005年11月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期(2004年12月1日~2005年5月31日)単体業績の売上高は30億9,900万円(前年同期比85.7%増)、営業利益は1億6,200万円(同9.3%増)、経常利益は1億5,800万円(同9.3%増)、当期純利益は9,000万円(同10.9%増)。
 当期連結業績(対象1社)の売上高は32億3,800万円(同85.3%増)、営業利益は3億8,000万円(同58.8%増)、経常利益は3億7,000万円(同61.0%増)、当期純利益は2億1,300万円(同62.7%増)であった。

 主力の学生マンション事業では、開発部門において、金融機関等との連携によるコンサルティング営業を強化し、個人オーナーのみならず、企業に対しても積極的に事業プラン提案を行ない、物件開発に努めた結果、新規サブリース10棟365戸、新規管理受託5棟562戸を開発。総管理戸数を103棟3,769戸(前期末比27.0%増)に増やした。
 また、賃貸・仲介事業部門については、大学との連携強化および、仲介専門子会社の(株)学生サービスプラザの営業強化、新規店舗出店などが奏功し、管理物件の入居率99.87%(2005年4月現在)と、高水準の稼働を維持。これらにより、同事業全体で売上高27億1,169万4,000円(前年同期比127.5%増)を計上した。

 なお通期は、不動産流動化スキームの活用などにより、学生マンションの開発を行なうとともに、入居者サービスの向上にも注力。さらに、開発戸数増加に伴う新たな販促ルートの開拓を進め、紹介物件情報の充実、入居者管理の強化等の店舗運営の効率化を図るとしており、売上高61億円、経常利益6億4,000万円、純利益4億1,000万円を見込んでいる。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。