不動産ニュース / 開発・分譲

2012/11/16

ロシア大使館隣接、「麻布狸穴町」で高級マンション発売/東急不動産

「ブランズ麻布狸穴町」完成予想図。敷地の半分は、同社が1961年建設した高級賃貸アパートの先駆け「麻布東急アパートメント」跡地
「ブランズ麻布狸穴町」完成予想図。敷地の半分は、同社が1961年建設した高級賃貸アパートの先駆け「麻布東急アパートメント」跡地
周囲のマンションはタワー物件が多いため、中層マンションならではのルーフバルコニー付き住戸で差別化を図る。また、周辺環境との親和性を高めるため、屋上部分も積極的に緑化している
周囲のマンションはタワー物件が多いため、中層マンションならではのルーフバルコニー付き住戸で差別化を図る。また、周辺環境との親和性を高めるため、屋上部分も積極的に緑化している

 東急不動産(株)は、同社2物件目となる長期優良住宅認定マンション「ブランズ麻布狸穴(まみあな)町」(東京都港区、総戸数140戸(分譲戸数90戸))のモデルルームを12月上旬にオープン。2013年2月から販売を開始する。

 同物件は、東京メトロ南北線「麻布十番」駅徒歩6分に立地する、地上10階建てのマンション。建設地は、江戸時代からの地名が残された「麻布狸穴町」で、ロシア大使館に隣接。周囲は、低層住宅地や公園も多い閑静な立地。もともと、同社が1961年に高級賃貸アパートメントの先駆けとして供給した「麻布東急アパートメント」跡地で、隣接するマンションと一体開発する。同町の面積は約2万平方メートルで、同マンションの敷地約4,600平方メートルは、5分の1にあたる。

 住宅性能表示の劣化耐震等級、維持管理等級、省エネルギー等級などで最高等級を取得。SI構造で天井高2,680mmを確保する。オール電化採用でエコキュート内に最大370リットルの水を貯水するほか、防災備蓄倉庫、5時間稼働の非常用自家発電装置など防災面に配慮。HEMS機器「ミエコ」や屋上緑化など、環境への配慮も強化した。

 住戸は、1LDK~4LDK、専有面積40~137平方メートルとバリエーションを持たせた。周辺エリアに中層マンションが少ないことから、8階以上にルーフバルコニー付き住戸を多数設けて差別化。7階以上の専有面積90平方メートル以上の住戸はプレミアム仕様とし、天然石や突き板を多様化し高級感を出している。

 販売予定価格は、60平方メートル台が7,000万~9,000万円台、70~80平方メートル台が1億~1億1,000万円台。最高価格が2億5,000万円台。販売住戸の半数以上が、1億円を突破する予定。

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