不動産ニュース / 開発・分譲

2017/4/17

東池袋五丁目の木密エリア再開発事業が着工

「東池袋五丁目地区第一種市街地再開発事業」外観イメージ

 野村不動産(株)は、同社が参加組合員として参画する「東池袋五丁目地区第一種市街地再開発事業」を着工した。

 2013年4月に東京都の「木密地域不燃化10年プロジェクト」不燃化特区制度先行実施地区においてコア事業と位置付けられ、同プロジェクト実施方針策定後に初めて組合設立認可された事業。施行区域約2,280平方メートル。
 東池袋五丁目地区では、都市計画道路補助第81号線の整備に合わせ老朽化建築物の建て替えや、防災機能を備えたまちづくりの気運が高まったことを受け、10年9月準備組合の設立、14年8月の都市計画決定、15年6月に再開発組合の設立認可を受けた。その後、 16年6月に権利変換計画認可を経て、着工に至った。

 敷地面積約1,580平方メートル、延床面積約1万4,700平方メートル。東京メトロ有楽町線「東池袋」駅徒歩5分に立地。鉄筋コンクリート造地上20階地下1階建てのタワーマンション(総戸数132戸、高さ約70m)を建設する。

 竣工は19年3月を予定。

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市街地再開発事業

都市計画で定められた市街地開発事業の一つで、市街地の合理的で高度な利用と都市機能の更新を目的として実施される事業をいう。既成市街地において、細分化されていた敷地の統合・共同化、共同建築物の建設、公共施設の整備などを行なうことにより、都市空間の高度な利用を実現する役割を担う。

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