不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/11/10

ビル管理市場、17年度は3兆8,800億円と予測

 (株)矢野経済研究所は9日、2017年の「ビル管理市場に関する調査」の結果を公表した。7~9月にビル管理事業者に対して直接取材や電話・アンケート、文献などから調査した。

 16年度のビル管理市場規模は元請金額ベースで3兆7,433億円(前年度比2.4%減)。宿泊施設の増加やリニューアルなど、建物修繕などの需要は好調だが、収益性の観点から課題も散見され、市場規模自体は縮小となった。

 17年度の市場規模は16年度比3.7%拡大の3兆8,804億円と予測。国内ではホテル業界が活況ではあるものの、宿泊施設も含めて全般的に採算性が低く、収益に結びつかない案件もあるとした。人手不足などが課題という現状に変化はないが、需要増と採算性のバランスを考慮すると横ばい傾向が継続するとした。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。