不動産ニュース / IT・情報サービス

2017/12/11

宿泊予約サイトに民泊情報提供

左:楽天LIFULL STAY代表取締役の太田氏。
右:ブッキング・ドットコム・ジャパン代表の
アダム・ブラウンステイン氏

 楽天LIFULL STAY(株)と、Booking.comB.V(株)は11日、民泊事業における業務提携について合意した。

 Booking.comB.Vは、世界最大のオンライン宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム」を運営する企業。

 今回の提携により、楽天LIFULL STAYは、今後開設する予定の民泊サイト「Vacation STAY(仮称)」に掲載する国内民泊施設の情報を「ブッキング・ドットコム」へ提供する。これにより、「ブッキング・ドットコム」を利用する世界70ヵ国のユーザーが日本のホテルや旅館などに加え、民泊の宿泊予約も行なえるようになる。

 楽天LIFUL STAY代表取締役の太田宗克氏は「初のオンライントラベルエージェントとの提携。現在ユーザーの多くは、ホテル・旅館用サイトと民泊用サイトを横断しながら宿泊施設を検討している状態だが、今後、1つのプラットフォームで多くの選択肢が検討できるようになる。ユーザビリティが大幅に上がるだろう」と話した。

 2018年の民泊新法施行をもって「ブッキング・ドットコム」への民泊情報掲載を開始する予定。

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