不動産ニュース / その他

2018/4/16

宅配問題解決へ、マンション内物流システム

マンション内物流システムの概念図

 三井不動産レジデンシャル(株)、丸紅(株)は16日、配達効率を向上させるマンション内物流システムを、現在建設中の分譲マンション「ザ・タワー横浜北仲」(横浜市中区、総戸数1,176戸)に導入すると発表した。

 マンション共用部に宅配スタッフが常駐し、複数の宅配事業者からの荷物を集約することで、各住戸へ複数の荷物をまとめて配達することを可能とした。また、宅配スタッフの携帯電話から各住戸内のインターホンに直接連絡できるよう改善し、在宅確認から訪問までにかかる時間を短縮する。荷物が入っているボックスに追加で入庫できるよう宅配ボックスを改良。ボックススペースを効率的に利用することで、宅配ボックス満杯による再配達を減らしていく。

 同システムは、三井不動産レジデンシャルが分譲する新築大規模マンションに展開していく考え。

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宅配ボックス・宅配ロッカー

不在時に荷物などを受け取るための設備。配達人がロッカーに荷物を入れると鍵がかかり、荷宛人は暗証番号や認証カードを用いて受け取る。宅配ボックスは、一般に、マンションの共用部分に設置されている。

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