不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/8/6

「不動産は売り時」が過去最高/野村不UN

 野村不動産アーバンネット(株)は6日、15回目となる「住宅購入に関する意識調査」結果を発表した。同社の不動産情報サイト「ノムコム」会員を対象に、半年ごとにインターネットアンケート調査を行なっているもの。今回は7月13~20日に実施、有効回答数は1,234人。

 不動産の買い時感について、「買い時だと思う」(9.0%)、「どちらかといえば買い時だと思う」(29.0%)を合わせた38.0%(前回比1.9ポイント減)が「買い時」と回答。一方、「買い時だと思わない」は40.8%(同1.9ポイント増)となった。

 「買い時」と回答した人に理由を聞いたところ、「住宅ローン金利が低水準」が70.8%(同0.7ポイント減)と最多。次いで、「今後、消費税の引き上げが予定されている」が51.2%(同1.0ポイント増)に上昇した。

 今後の不動産価格については、「下がると思う」が34.7%(同2.7ポイント増)と最も高く、「横ばいで推移する」が32.7%(同1.8ポイント減)。「上がる」は20.4%(同2.7ポイント減)にとどまった。

 不動産の売り時感は、「売り時だと思う」(20.4%)、「どちらかといえば売り時だと思う」(57.0%)を合わせた77.4%(同0.3ポイント増)となり、17年1月からの「売り時」調査開始以来、最も高い回答結果となった。売り時だと思う理由については、「不動産価格が上がったため」52.0%(同5.5ポイント減)、「今なら好条件での売却が期待できるから」49.6%(同1.5ポイント増)など。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。