JLLは10日、2018年8月末時点での東京Aグレードオフィス空室率・賃料を発表した。
対象となるのは、東京都心(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)に立地する、1990年以降竣工の新耐震基準に適合したオフィスビル。延床面積3万平方メートル以上、基準階床面積1,000平方メートル以上、地上20階建て以上。
空室率は1.9%(前月比横ばい)と、2ヵ月連続での1%台。六本木・赤坂を含むサブマーケットで低下したものの、中心業務地区で発生した小幅上昇により相殺、安定的に推移した。
1坪当たりの月額賃料は3万7,433円(前月比0.3%上昇)。前年比では2.4%上昇と、2ヵ月連続で2%を上回った。