(株)東京カンテイは27日、2018年8月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプの既存マンション流通価格を70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表現した。
同月は、「晴」が19地域(前月19地域)と変わらず。「雨」は4地域(同5地域)、「曇」は7地域(同10地域)に減少。「小雨」は6地域(同5地域)、「薄日」は11地域(同8地域)に増加した。
全国で天候が改善したのは9地域(同11地域)と減少。横ばいは33地域(同29地域)と増え、悪化は5地域(同7地域)と減った。
47都道府県のうち、前月比で価格が下落したのは24地域(同14地域)と大幅に増加。近畿圏で強含んだが、九州地方では前月の強含みから一転し、ほとんどの地域で価格が下落した。