不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/9/28

18年1Qリフォーム・リニューアル工事、受注減

 国土交通省は28日、2018年度第1四半期分の「建築物リフォーム・リニューアル調査」結果を発表した。元請として受注した建築物リフォーム・リニューアル工事について、建設業許可業者5,000者に対し調査した。

 調査期間(18年4月1日~6月30日)中の建築リフォーム・リニューアル工事の受注高は2兆7,895億円(前年同期比13.0%減)。このうち、住宅に係る工事が8,012億円(同14.6%減)、非住宅建築物に係る工事は1兆9,883億円(同12.3%減)となった。

 工事種類別にみると、住宅の増築工事の受注高197億円(同51.0%減)、一部改装工事は180億円(同52.2%減)、改装・改修工事は6,026億円(同13.4%減)、維持・修理工事は1,609億円(同2.6%減)。

 非住宅建築物の増築工事の受注高は1,090億円(同52.9%減)、一部改築工事が476億円(同62.4%減)、改装・改修工事、維持・修理工事が1兆8,317億円(同4.1%減)だった。

 工事内容については、住宅は「木造」の「一戸建住宅」(3,854億円)、「コンクリート系構造」の「共同住宅」(2,749億円)が多かった。非住宅建築物は、「鉄骨造」の「生産施設(工場、作業場)」(2,928億円)、「コンクリート系構造」の「事務所」(2,414億円)の順となった。

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