不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/10/16

世界不動産市場の投資額は1兆8,000億ドル

 不動産総合サービスのクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(米国イリノイ州シカゴ)は15日、世界の不動産投資市場に関する調査レポートを発表した。

 2018年(17年7月~18年6月)の世界不動産市場の投資額は1兆8,000億ドル。アジアの投資活動が強く影響し、前年比約18%増となった。投資先・投資源ともに伸張を見せており、全投資の52%がアジアに投下される一方、全クロスボーダー投資の45%をアジアマネーが占めた。

 世界トップの不動産都市はニューヨークが不動で、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、香港と続いた。東京は8位(開発素地を除く)で、商業店舗スペースへの投資額は前年比40%増、オフィススペースへは6.7%増となった。

 同社は「アジアは今後も順調に現在の投資額レベルを維持する」と予測。「GDPの安定成長や急激な都市化の進行に加え、失業率の低下により世界の不動産投資家を引き続き魅了していく」とした。アジアの新興都市では、インドとベトナムが外部からの経済的圧力によって多少緩やかなペースとはなるものの、今後も投資先都市として成長し続けると見られる。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。