不動産ニュース / 開発・分譲

2019/1/18

地所レジ、品川新駅圏での供給加速

「ザ・パークハウス 高輪フォート」外観完成イメージ

 三菱地所レジデンス(株)は、2020年に開業するJR品川新駅(「高輪ゲートウェイ」駅)圏での供給を加速する。三田・高輪エリアで4物件、計約580戸の供給を計画しており、富裕層との関係強化を目的に、三田・高輪エリアの常設ギャラリーとなる「高輪ゲートウェイマンションギャラリー」(東京都港区)を新設した。

 同ギャラリーは、都営浅草線「泉岳寺」駅徒歩3分に立地。延床面積約1,500平方メートルを確保し、100平方メートル超の3住戸に対応可能。19日には第1号物件「ザ・パークハウス高輪フォート」(東京都港区、総戸数43戸)のモデルルームとしてグランドオープンする。

 今後は4月に第2号物件「(仮称)三田二丁目計画」(東京都港区、総戸数111戸、地上23階建て)、以降、「(仮称)三田五丁目計画」(東京都港区、総戸数266戸、地上22階建て)、「(仮称)高輪一丁目計画」(東京都港区、総戸数164戸、地上26階建て)など計3物件のモデルルームを公開する予定。

 「ザ・パークハウス 高輪フォート」は、JR山手線・京浜急行本線「品川」駅徒歩9分、都営浅草線「泉岳寺」駅徒歩11分に立地、品川新駅からも徒歩10分圏内になる予定。敷地面積2,696.61平方メートル、鉄筋コンクリート造地上5階地下1階建て。住戸専有面積68.82〜141.06平方メートル、間取り2LDK~3LDK。

 2月中旬より第1期販売を開始。予定販売価格は1億2,000万円台~2億8,000万円台。最多販売価格は1億8,000万円台(専有面積約90平方メートル)、平均坪単価は640万円台の予定。
 18年9月の物件ホームページ開設後の問い合わせ件数1,400件。港区居住者が3割で、27年のリニア中央新幹線開業を見据え名古屋・大阪など幅広いエリアから問い合わせを得ている。中心年齢層は40歳代から50歳代。

 18日に開催したマスコミ向け内覧会で同社代表取締役社長の脇 英美氏は「継続的に物件を提供する三田・高輪エリアにフォーカスするという観点で、常設ギャラリーを新設した。お客さまとの接点がより密になることで得られる本質的なニーズや知見を蓄積し、より資産価値の高い物件を提供していきたい」などと抱負を語った。

 竣工は20年2月中旬、引き渡しは同年3月下旬の予定。

モデルルームイメージ。1LDK・124平方メートルの住戸のリビング・ダイニング 

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