不動産ニュース / 開発・分譲

2019/3/26

虎ノ門で市街地再開発/新日鉄興和不他

 新日鉄興和不動産(株)、第一生命保険(株)、関電不動産開発(株)、東京ガス都市開発(株)、九州旅客鉄道(株)、大成建設(株)の6社は、(独)都市再生機構が実施する「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」(東京都港区)の保留床取得者に決定した。

 同事業は、虎の門病院と周辺街区の一体的な建て替えによる機能更新を図るとともに、高機能オフィスビルを整備し、周辺地域をつなぐ安全で快適な歩行者ネットワークの形成を目的とするもの。

 6社は、虎ノ門・赤坂エリアの価値を最大化する国際競争力に資するビジネス拠点として、最高クラスの防災対応力、環境適応力を誇るオフィスビルを整備。周辺の緑と一体化した緑化広場、緑のネットワークの形成により、都心にして潤いのある緑の風景を演出する。建物の低層部には「(仮)虎の門国際ビジネスサポートセンター」を設置。オフィスワーカーだけでなく周辺地域住民も対象に、ビジネス・生活のサポートを行なう。

 業務棟の敷地面積は約2万2,540平方メートル、延床面積は約18万1,000平方メートル。鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上38階地下2階建て。着工は2020年9月、竣工は23年11月の予定。

この記事の用語

保留床

市街地再開発事業において、権利変換後に事業施行者に帰属することとなる事業によって建築された建物(施設建築物)の敷地・床をいう。 市街地再開発事業では、事業前に存在する権利の所有者に対しては、原則とし...

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