不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/4/18

2月の建設総合統計、出来高総計は4兆8,118億円

 国土交通省は17日、2019年2月分の「建設総合統計」を発表した。建築着工統計調査、建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を、着工ベースの金額としてとらえ、工事の進捗に合わせた月次の出来高に展開し、月ごとの建設工事出来高として推計している。

 同月の出来高総計は4兆8,118億円(前年同月比0.1%増)となった。

 民間の出来高総計は2兆7,987億円(同1.1%増)。内訳は建築が2兆2,693億円(同1.7%増)、そのうち居住用が1兆3,626億円(同1.2%増)、非居住用が9,067億円(同2.3%増)。土木は5,294億円(同1.1%減)となった。

 公共の出来高総計は2兆130億円(同1.4%減)。内訳は建築が3,344億円(同5.1%減)、そのうち居住用が409億円(同9.7%減)、非居住用が2,936億円(同4.4%減)。土木は1兆6,786億円(同0.6%減)となった。

 地域別の出来高は、北海道1,580億円(同9.6%減)、東北4,887億円(同9.1%減)、関東1兆7,237億円(同0.9%減)、北陸2,349億円(同8.4%増)、中部5,684億円(同1.8%減)、近畿6,027億円(同5.7%増)、中国3,105億円(同22.1%増)、四国1,459億円(同0.4%増)、九州・沖縄5,789億円(同2.1%減)だった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。