国土交通省は20日、全国の空き家対策の加速に向けた支援制度「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」の提案募集を開始した。
支援対象の事業は(1)人材育成と相談体制の整備、(2)共通課題の解決の2部門。(1)では、空き家対策に関する相談にワンストップで対応できる人材の育成や、地方圏での専門家と連携した相談体制の構築、(2)では空き家発生の抑制や除却・利活用といった共通課題におけるケーススタディや全国の取り組み事例の情報共有に対して支援する。
支援対象の事業主体は地方公共団体や民間事業者等。地方公共団体と専門家等が連携して事業を実施し、成果を広く公開することが要件となる。
応募期限は6月19日18時必着。詳細については評価事務局((株)価値総合研究所内)のホームページを参照。学識経験者等で構成する評価委員会の評価を踏まえ、7月頃に採択事業を決定する。