不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/5/29

フラット35、19年度は保証型の実績が伸長

 (独)住宅金融支援機構は29日、2019年度および20年1~3月の「フラット35」の申請戸数および実績戸数、実績金額を発表した。

 19年度は、買取型が申請戸数10万3,861戸(前年度比2.4%増)、実績戸数7万6,460戸(同0.7%減)、実績金額2兆3,251億7,428万円(同2.3%増)。保証型が申請戸数1万8,096戸(同36.4%増)、実績戸数1万2,896戸(同48.2%増)、実績金額3,709億1,967万円(同53.3%増)だった。保証型は取扱金融機関が7機関(同3機関増)と増えたこと、既存取扱金融機関の申請戸数も増えたことで実績が伸長した。

 また20年1~3月は、買取型が申請戸数2万3,322戸(前年同期比0.9%減)、実績戸数1万9,697戸(同3.9%減)、実績金額6,162億3,028万円(同0.4%減)。保証型が申請戸数4,367戸(同22.9%増)、実績戸数3,803戸(同31.3%増)、実績金額1,121億4,861万円(同36.7%増)だった。

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フラット35

住宅ローンのひとつで、民間金融機関と(独)住宅金融支援機構が連携して提供する長期固定金利のものをいう。民間金融機関が住宅資金を融資したうえでその債権を住宅金融支援機構に譲渡し、機構はその債権を証券化して資金を調達するというしくみによって運営される。

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