不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/6/22

マンション賃料指数、首都圏は全て上昇

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は22日、2020年第1四半期(20年1~3月)のマンション賃料インデックスを公表した。

 アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料情報を基に、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準に賃料変化を指数化したもの。指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい、「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00~」が大幅に上昇としている。

 当期の全国主要都市のインデックス(総合)は、首都圏では東京23区は114.95(前期比+1.53)と上昇。東京都下102.67(同+0.62)、横浜・川崎市105.67(同+1.63)、千葉西部105.20(同+0.64)、埼玉東南部105.62(同+1.80)と、首都圏全エリアで上昇した。

 地方都市では、札幌市115.70(同+0.87)、仙台市118.46(同+1.85)、名古屋市101.00(同-1.36)、京都市113.91(同+1.18)、大阪市123.25(同+2.93)、大阪広域104.96(同+1.47)、福岡市109.10(同+0.15)となり、5地域が上昇、1地域下落、1地域横ばいとなった。

 また、東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18~30平方メートル未満)が112.76(同+1.74)、コンパクトタイプ(30~60平方メートル未満)が115.79(同+0.60)、ファミリータイプ(60~100平方メートル未満)が113.25(同+1.78)と、いずれも上昇した。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。