旭化成ホームズ(株)は21日、同社の米国子会社を通じ、アリゾナ州で住宅建築の電気、空調設備工事、基礎工事を行なうAustin Electric Services, LLC、Austin HVAC LLC、Austin Concrete & Stone LLC(以下、Austin社)の3社を買収した。
同社は、さらなる成長に向けた新規事業の柱の1つとして海外事業を掲げている。2018年11月にアリゾナ州のプレハブ建築部材サプライヤーであるErickson Framing Operations LLC(以下、Erickson社)を100%連結子会社化し、製造や施工現場の合理化を進めながら、さらなる事業拡大を検討してきた。
今回買収したAustin社は、同州で電気・空調・基礎の各業種で高品質なサービスを20年以上にわたり提供し、ビルダーから高い信頼を得ている企業。Erickson社とのシナジーも期待できることから、買収を決定した。