不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2020/11/4

新日本建物、不動産小口化商品初弾を運用開始

 

運用を開始した「ルネサンスコート三軒茶屋カルム」の外観パース

 (株)新日本建物は2日、不動産特定共同事業法に基づく不動産小口化商品「Joint Owners(ジョイントオーナーズ)」の第1号案件に関して、不動産特定共同事業契約に基づく組合を組成し、運用を開始したと発表した。

 組合名称は「Joint Owners 三軒茶屋カルム任意組合第1号」。新型コロナウイルス感染拡大の影響で販売・組成を延期していたものの、対象不動産のリーシングに大きな影響が出ていないため、今夏に販売を再開。予定の募集口数を上回る口数で組合を組成・運用開始に至った。

 対象不動産はレジデンス物件の「ルネサンスコート三軒茶屋カルム」(東京都世田谷区、総戸数15戸)。東急世田谷線「若林」駅より徒歩3分、敷地面積220.43平方メートル。建物は2019年3月に竣工、鉄筋コンクリート造4階建てで、延床面積は434.17平方メートル。契約期間は2020年10月30日~35年10月29日で、満室時の予定利回りは4.53%、分配予定利回りは3.22%。

この記事の用語

小規模不動産特定共同事業

出資等を受けて不動産取引を行ない、その収益を分配する事業の仕組みを定めた法律で、そのような事業を「不動産特定共同事業」という。1994(平成6)年に制定された。

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