(一財)日本不動産研究所(JREI)は25日、2020年6月末の「JREIオフィス投資インデックス(JOIX)」を公表した。全国13都市81ゾーンに設定した地価公示地点からオフィスビル適地を選定し、当該地点上に最有効使用のオフィスビルを設定、調査したもの。半期(6・12月末)ごとに実施している。
総合収益率(インカム収益率+キャピタル収益率)は、新型コロナウイルスの影響で東京都心5区が5.03%(前期比4.68ポイント低下)、大阪市8.09%(同9.78ポイント低下)となった。
インカム収益率(純収益÷期首の資産価値)は、東京都心5区は4.83%(同0.05ポイント低下)、大阪市6.52%(同0.16ポイント低下)。
キャピタル収益率(【期末の資産価格-期首の資産価格】÷期首の資産価格)は、東京都心5区が0.20%(同4.63ポイント低下)、大阪市が1.58(同9.61ポイント低下)だった。