不動産ニュース / 開発・分譲

2020/12/21

銀座にコロナ対応のオフィス初弾/サンフロ不

「向き合わない」に配慮したオフィスレイアウト

 サンフロンティア不動産(株)は21日、同社が保有する「銀座クイント」(東京都中央区)8階に、次世代型セットアップオフィスをオープンしたと発表した。ウィズコロナ時代に本格対応したオフィスプロジェクトの第1弾。

 執務エリアは、従来型のオフィスにおける1人当たりの執務面積平均と比べ、約2.5倍となる2.6坪とし、ソーシャルディスタンスを確保。パーテーションやスタッグ式レイアウトにより、向き合わないデスク配置を採用している。さらに、電話会議用のテレカンブースを設置するなど、ウィズコロナ時代に本格対応したレイアウトとした。

 マスクを着けたまま顔認証とともに検温・打刻管理が可能な「AI顔認証セキュリティ」を導入。病院や精密機器工場で採用される「気圧コントロールシステム」を利用し、執務室内への汚れた空気の侵入を防ぐ。映画館やホールなどの大空間で利用される「床吹出・置換換気」も導入。空気中に浮遊するウイルスを減少させる「紫外線対策設備」など、「空気をデザインする」をテーマに最新鋭の設備を備えた。

 オールインクルーシブ制の料金設定を採用。利用料には、水道光熱費、Wi-Fi通信費、清掃費、廃棄物処理費、セキュリティ費、内装・什器・印刷複合機使用料のほか、原状回復工事費用が含まれており、固定費や入居時の移転コストを大幅に圧縮している。

 「銀座クイント」は、東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線「銀座」駅徒歩6分に位置。募集フロア(8階)の面積は、337.15平方メートル。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通40周年

月刊不動産流通 月刊誌 2023年10月号
不動産実務に役立つ情報が満載!
協力すれば空き家が蘇る
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2023/9/13

「記者の目」更新しました。

空き家を『バイク女子』向けシェアハウスに」配信しました。
全国各地で空き家の増加が問題となる中、独自のアイディアで空き家を再生するケースも増えてきている。そんな中、築60年超の空き家を「ガレージ付き」女性専用シェアハウスへと改修、収益物件化した事例があるという。リノベーションを手掛けた(株)Rバンクに、事業の経緯や改修工事のポイント、竣工後の反響等について聞いた。