不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2021/2/10

工事施工量減等で減収/長谷工21年3月期3Q

 (株)長谷工コーポレーションは10日、2021年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(20年4月1日~12月31日)は、売上高5,536億6,700万円(前年同期比9.4%減)、営業利益466億2,800万円(同23.7%減)、経常利益457億3,700万円(同25.4%減)、当期純利益311億700万円(同26.4%減)。マンション建築工事の施工量減少等により、減収減益。

 主力の建設関連事業では、施工中物件の原価低減努力等もあり、完成工事総利益率は17.2%(同0.3ポイント減)とほぼ横ばい。完成工事総利益は596億円(同13.7%減)となった。分譲マンション新築工事については、首都圏で200戸以上の大規模物件8件を含む36件、近畿圏・東海圏で200戸以上の大規模物件3件を含む9件と、合計で45件を受注。非住宅物件等も6件受注した。完成工事では、賃貸住宅等7件を含む58件を竣工した。
 セグメント全体では、売上高は4,330億円(同6.8%減)、営業利益は467億円(同13.4%減)と、減収減益だった。

 当期時点の受注高は2,203億円(同606億円減)。通期では4,500億円(同217億円減)を見込む(進捗率:49.0%)。

 サービス関連事業では、大規模修繕工事・インテリアリフォームにおける修繕工事の施工量が減少。契約戸数減、不動産流通仲介の取扱件数の減少等により、売上高は1,265億円(同8.0%減)、営業利益は10億円(同83.9%減)にとどまった。

 通期については、売上高8,000億円、営業利益725億円、経常利益700億円、当期純利益490億円を見込んでいる。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年11月号
 “令和的”不動産店舗って?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/10/5

「月刊不動産流通2024年11月号」発売中!

「月刊不動産流通2024年11月号」好評発売中です。

特集は、「働く、集う、楽しむ。“令和的”不動産店舗 」。コロナ禍やDXの推進等も契機となり、私達の働き方は大きく変わりました。そうした中、これまで以上に集まりたいと感じるオフィス・店舗の整備に注力する企業も見られます。今回は、外観や内装のデザインなど趣向を凝らし、ユーザーやスタッフが集いたくなる店舗運営に取り組む不動産会社を取材しました。

実務に役立つ連載コーナーも豊富に掲載しています。noteでの試し読みも♪