(株)長谷工コーポレーションは10日、2021年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。
当期(20年4月1日~12月31日)は、売上高5,536億6,700万円(前年同期比9.4%減)、営業利益466億2,800万円(同23.7%減)、経常利益457億3,700万円(同25.4%減)、当期純利益311億700万円(同26.4%減)。マンション建築工事の施工量減少等により、減収減益。
主力の建設関連事業では、施工中物件の原価低減努力等もあり、完成工事総利益率は17.2%(同0.3ポイント減)とほぼ横ばい。完成工事総利益は596億円(同13.7%減)となった。分譲マンション新築工事については、首都圏で200戸以上の大規模物件8件を含む36件、近畿圏・東海圏で200戸以上の大規模物件3件を含む9件と、合計で45件を受注。非住宅物件等も6件受注した。完成工事では、賃貸住宅等7件を含む58件を竣工した。
セグメント全体では、売上高は4,330億円(同6.8%減)、営業利益は467億円(同13.4%減)と、減収減益だった。
当期時点の受注高は2,203億円(同606億円減)。通期では4,500億円(同217億円減)を見込む(進捗率:49.0%)。
サービス関連事業では、大規模修繕工事・インテリアリフォームにおける修繕工事の施工量が減少。契約戸数減、不動産流通仲介の取扱件数の減少等により、売上高は1,265億円(同8.0%減)、営業利益は10億円(同83.9%減)にとどまった。
通期については、売上高8,000億円、営業利益725億円、経常利益700億円、当期純利益490億円を見込んでいる。