不動産ニュース / 開発・分譲

2021/3/15

小田急、代々木上原にサテライトオフィス

「ZXY 代々木上原」外観
「ZXY 代々木上原」内部

 小田急グループ(小田急電鉄(株)、小田急不動産(株)、(株)小田急SCディべロップメント)と(株)ザイマックスは15日、4社提携によるサテライトオフィスの第1号拠点「ZXY(ジザイ)代々木上原」(東京都渋谷区)を開業。報道陣に公開した。

 4社は今年2月、「小田急沿線における商業施設を中心としたワークプレイス拡大に関する基本協定」を締結。2024年3月末までに、小田急グループの駅周辺の商業施設等に、ザイマックスが展開する個室を中心とした法人向けのサテライトオフィス「ZXY」を約30拠点整備する方針。小田急電鉄がグループ内の統括・調整等を行ない、小田急SCディべロップメントが商業施設におけるワークプレイス向けの物件情報をザイマックスに提供、小田急不動産がZXY開業に必要な内装投資等を実施しザイマックスに転貸、ザイマックスが運営する。

 連携拠点の初弾となる「代々木上原」(1名用個室:1部屋)は、小田急線「代々木上原」駅構内の(株)ゆうちょ銀行のATM跡地に開設。料金は310円/15分、営業時間は平日7~21時。

 小田急電鉄生活創造事業本部アセット事業部課長の五十嵐 弘樹氏は、「協定を基づき、ザイマックス様に商業施設内の適切なスペース等を優先的に紹介することで、スピード感を持ってワークプレイスを拡大、沿線地域の価値向上を目指す」などと抱負を述べた。21年6月中旬には、「ZXY湘南台」(神奈川県藤沢市)、「ZXY本厚木」(神奈川県厚木市)を開業する予定。

 同協定における連携拠点を中心に、ZXYの休業日(土日祝日)を有効活用し、小田急不動産による個人向けにワーク&ライフプレイスサービスを21年6月頃より開始する予定。個人を対象に、資格取得やリモートでの語学レッスン等のスキルアップのための利用や、趣味の時間を楽しむ書斎代わりとして利用など、仕事以外のさまざまなニーズにも対応していく。

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