不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/4/21

20年度のレインズ新規登録件数は微減

 (公財)不動産流通推進センターは20日、2020年度および21年3月の指定流通機構の活用状況を公表した。

 同年度の新規登録件数は456万9,527件(前年度比0.5%減)で、月平均38万794件が登録されている。物件別では、売り物件147万1,786件(同13.1%減)、賃貸物件309万7,741件(同6.8%増)。

 年度末時点の総登録件数は76万7,838件(同2.0%増)。うち、売り物件が30万5,230件、賃貸物件が46万2,608件。ふたたび賃貸物件が売り物件の件数を上回った。また、売り物件の成約報告件数は、18万7,517件(同0.2%増)だった。

 新規登録物件の取引態様別物件数は、専属専任媒介が16万717件(構成比10.9%)、専任媒介47万3,265件(同32.2%)、一般媒介40万2,022件(同27.3%)となった。

 なお、21年3月の新規登録件数は42万1,620件(前年同月比0.8%増、前月比11.5%増)で、前年同月比、前月比ともにふたたびプラスに。成約報告件数は6万6,439件(同3.1%増、同14.6%増)と、前年同月比でふたたびプラスに転じ、前月比では3ヵ月連続のプラスとなった。総登録件数は76万7,838件(同2.0%増、同2.4%減)。

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不動産流通推進センター

不動産業の近代化を推進するための組織で、1980(昭和55)年に設立された公益財団法人。 その主要な業務は、1.不動産流通市場の整備・近代化に対する支援(レインズの開発、価格査定マニュアル等の策定・...

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