不動産ニュース / 開発・分譲

2021/5/17

葛飾区で超高層タワマン、再開発組合を設立

「東金町一丁目西地区第一種市街地再開発事業」完成予想図

 三菱地所(株)、三菱地所レジデンス(株)、三井不動産レジデンシャル(株)は17日、推進している「東金町一丁目西地区第一種市街地再開発事業」(東京都葛飾区)について、4月28日に東京都の認可を受け、5月14日に再開発組合を設立したと発表した。

 超高層マンションと、商業・業務施設(現在地区内にある自動車教習所の再整備)、公益施設を一体で開発するとともに、開発エリアに面する理科大通りの歩行空間も整備する。2016年より三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャルが事業協力者として同事業を推進、三菱地所は17年より商業計画検討パートナーとなり、今般、正式に参加組合員として参画する。

 開発地は、JR「金町」駅北口の西側に位置する約3.0haのエリア。22年度に着工する第I期として、鉄骨造地上5階地下2階建て、店舗や自動車教習所などが入る商業・業務棟を建設。26年度着工予定の第II期に、鉄骨造地上4階地下2階建ての商業・公益施設棟、および鉄筋コンクリート造地上40階地下2階建ての住宅棟(約860戸)を開発する計画。延床面積は約17万1,250平方メートル。理科大学通りと直交する場所に、イベントや災害時に活用できるまちのにぎわい拠点空間も整備する。

 今後は、22年3月に権利変換計画認可、25年度に第I期竣工、26年度に第II期(商業棟・住宅棟)着工、30年度に第II期竣工を予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。