不動産ニュース / 政策・制度

2021/5/20

心理的瑕疵に関するガイドライン、パブコメ開始

 国土交通省は20日、「宅地建物取引業者による人の死に関する心理的瑕疵の取扱いに関するガイドライン」(案)に関するパブリックコメント(意見公募)を開始した。

 国土交通省では、「不動産取引における心理的瑕疵に関する検討会」を設置。過去に人の死が生じた不動産において、当該不動産の取引に際して宅地建物取引業者が取るべき対応になどについてガイドライン案としてとりまとめた。同案について、パブリックコメントを行なう。

 同ガイドラインでは、ガイドラインの適用範囲となる事案・不動産の範囲、宅建業者が告げるべき事案、実施すべき調査やその方法、告知すべき内容や範囲に ついて整理している。

 募集期間は6月18日まで。詳細はホームページを参照。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

心理的瑕疵

不動産の取引に当たって、借主・買主に心理的な抵抗が生じる恐れのあることがらをいう。心理的瑕疵とされているのは、自殺・他殺・事故死・孤独死などがあったこと、近くに墓地や嫌悪・迷惑施設が立地していること、近隣に指定暴力団構成員等が居住していることなどである。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。