不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/6/30

既存マンション価格天気図、大きな変化は見られず

 (株)東京カンテイは30日、2021年5月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表示している。

 同月は、「晴」が22地域(前月22地域)で変化なし。「雨」は3地域(同2地域)で増加した。「小雨」は4地域(同5地域)に減少し、「薄日」は12地域(同11地域)に増加した。

 天候が改善したのは6地域(同9地域)に減少し、横ばいが35地域(同27地域)、悪化したのは6地域(同11地域)だった。

 全国的に落ち着いた動きとなっており、大きな変化はなかった。三大都市圏では、いずれも上昇したが、地方中枢としては札幌市・仙台市で下落に転じ、広島市と福岡市で上昇した。

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