不動産ニュース / 開発・分譲

2021/7/14

三井不、商業施設で‟スキマバイトサービス”

 三井不動産(株)は、(株)タイミー(東京都豊島区、代表取締役:小川 嶺氏)と業務提携。15日より、同社のスキマバイトサービス「タイミー」を三井不動産グループが運営する商業施設へ順次導入していく。

 「タイミー」は、すぐ働きたい人とすぐ人手がほしい事業者をマッチングするサービス。事業者は働いてほしい時間や求めるスキルを指定することで、条件にあった働き手を自動マッチングできる。全国50以上の商業施設を対象とした「タイミー」の一括導入は初めての取り組みとなる。三井不動産は、人手不足の課題を抱える店舗とスキマ時間で多様な働き方を求めるスタッフのニーズをマッチングすることで、店舗運営の活性化を支援する。

 首都圏および主要都市の「三井ショッピングパーク ららぽーと」や「三井アウトレットパーク」「三井ショッピングパーク アーバン」を皮切りに「タイミー」を導入。今年度中に、全国50以上の商業施設(対象店舗数約7,500店)での利用が可能となる。

 また同社は、子供のいる世帯や学業に励む学生など、多様で柔軟な働き方を求めるニーズに対して、同社グループの商業施設をより魅力的な働きやすい場所とするため、「三井ショッピングパークポイント」と連携。タイミーで働いた時間や回数に応じたポイントの付与や、各種キャンペーンを実施などで、働く人のモチベーション向上もサポートしていく。

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