不動産ニュース / その他

2021/8/5

CVC通じ不動産管理ベンチャーに出資/野村不

 野村不動産ホールディングス(株)は5日、AI搭載の不動産管理プラットフォームを開発・運営する(株)THIRD(東京都新宿区、代表取締役社長:井上 惇氏)への出資および業務提携契約を締結した。

 新事業・サービス創発の促進等を目的に、2018年に立ち上げたコーポレートベンチャーキャピタルファンド「NREGイノベーション1号投資事業有限責任組合(以下、CVC)」を通じての拠出。THIRDを含め7社に出資している。

 THIRDは、不動産管理に必要な一連の業務を1つのシステム上で完結させるSaaS型ソフトウェア「管理ロイド」を展開。コロナ禍での不動産管理業務の抜本的な効率化・ペーパーレス化や現場情報の遠隔確認等のニーズの高まりも追い風となり、21年7月末時点で1,000社以上の不動産管理会社の導入されている。

 野村不動産HDでは、THIRDの高いAI開発力と豊富なコンストラクション・マネジメント経験によって不動産管理・修繕業務を高度に理解している点を評価。すでに同社グループでビル管理事業・マンション管理事業を行なう野村不動産パートナーズ(株)の管理物件に「管理ロイド」の導入を進めている。

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2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。