不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/10/8

新築小規模木造戸建て価格、首都圏は上昇

 (株)東京カンテイは7日、2021年9月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,633万円(前月比1.9%上昇)と反転上昇した。都県別では、東京都が5,580万円(同1.9%上昇)と反転上昇。神奈川県は4,201万円(同1.5%上昇)と2ヵ月連続の上昇、千葉県は3,636万円(同1.8%下落)と反転下落となった。埼玉県は3,954万円(同4.3%上昇)と3ヵ月連続で上昇。首都圏では、長期的には上昇トレンドにあるとした。

 近畿圏は3,551万円(同0.9%下落)と3ヵ月ぶりに反転下落した。主要府県別では、大阪府は3,398万円(同1.1%下落)と3ヵ月ぶりに反転下落。兵庫県は3,951万円(同0.5%上昇)と3ヵ月連続の上昇。京都府は3,744万円(同4.8%上昇)と2ヵ月連続の上昇となった。

 中部圏は3,648万円(同0.8%下落)、愛知県は3,716万円(同0.8%下落)と、ともに反転下落となった。

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