国土交通省は12日、「(仮称)歌舞伎町一丁目築開発計画(新宿TOKYU MILANO 再開発計画)」を、新宿駅周辺地域の新たな地域整備方針に基づく民間都市再生事業計画として初認定した。当初、2019年5月に認定を受けた計画の変更認定となる。
映画館・劇場などエンターテインメント施設の整備や、ホテルなど高層複合施設の整備、リムジンバス乗降場整備など回遊性の向上といったハード面の整備に加え、空調設備の増強・高性能化、自然換気機能の導入など複数の感染症対策を実施することで、まちににぎわいを創出する。申請事業者は東急(株)と(株)東急レクリエーション。
事業面積は約1万1,433平方メートルに、鉄骨造・鉄筋コンクリート造地上48階地下5階建ての建物を建設する。延床面積は約8万7,421平方メートル。このほか道路6,830平方メートル、広場1,070平方メートルなどを整備する計画。
19年8月1日に着工済み。23年3月31日に竣工予定。