不動産ニュース / 開発・分譲

2021/10/18

博多駅東の開発、ビル名称は「博多イーストテラス」

「博多イーストテラス」イメージ

 NTT都市開発(株)は18日、大成建設(株)との共同事業「(仮称)博多駅東一丁目開発」(福岡市博多区)のビル名称を「博多イーストテラス」に決定したと発表した。

 同プロジェクトは、地下鉄「博多」駅徒歩約2分に位置する約4,900平方メートルの敷地に、延床面積約2万9,200平方メートル、地上10階建てのオフィスビルを開発するもの。「博多」駅周辺の活力やにぎわいを「博多」駅東エリアに連続的につなげ、地域のつながり創出を目指す。福岡市が新たに創設した容積率の緩和等を行なう「博多コネクティッドボーナス」の認定を受けている。

 同物件では多彩なワークスペースを提供。オフィスワーカーの、「Well-being(身体的、精神的、社会的な健康・幸福)」や「ABW(Activity Based Working)」をサポートし、新しい働き方を推進。1階にはワークスペースやカフェ、屋上にはテナント専用の多目的スペースを備え、リフレッシュの他に解放感溢れるワークスペースとしても利用できるようにする。また、カフェでは、さまざまなテーマのイベントを定期開催することで、新たなコミュニティやイノベーションの創出に貢献する。

 ビル施設内の混雑状況をリアルタイムにスマートフォンやエントランスのデジタルサイネージで可視化するシステムを導入。混雑回避による感染症対策を実現しつつ、快適なオフィスライフを提供。さらにNTTグループの強みであるICTを活用し、オフィスワーカーや来街者が利用できるアプリにより「混雑状況」や「キッチンカークーポン」、「カフェイベント」等の情報を提供。さらにテナントビルとしては博多エリア初となるセキュリティゲートを導入する。

 竣工は2022年8月の予定。

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