不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/2/21

首都圏既存マンション価格、9ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは21日、2022年1月の三大都市圏における中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の推移を発表した。

 首都圏の既存マンション価格は4,544万円(前月比1.0%上昇)と、9ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都が6,117万円(同1.0%上昇)と19ヵ月連続で上昇。神奈川県は3,358万円(同0.6%上昇)、埼玉県は2,727万円(同0.9%上昇)と、連続上昇期間をそれぞれ12ヵ月、8ヵ月連続で前月を上回った。千葉県は2,376万円(同0.3%上昇)と、小幅ながら前月に引き続き上昇となった。

 近畿圏は主要エリアが揃って弱含んだことで、2,727万円(同0.2%下落)とわずかに反落、20年11月以降続いた上昇傾向は一服した。大阪府は2,950万円(同0.2%下落)と下落に転じたが、前年同月比では2桁プラスを維持している。兵庫県は2,355万円(同0.1%下落)で、21年7月以降の連続上昇がストップした。

 中部圏は2,160万円(同0.4%下落)。愛知県は2,274万円(同0.7%下落)と、21年11月の水準は上回っており、依然として高水準で推移している状況に変わりはなかった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。