不動産ニュース / 開発・分譲

2022/3/2

自社最大規模、「ブランズタワー豊洲」竣工/東急不

 “大樹”をコンセプトにデザインした「ブランズタワー豊洲」外観

 東急不動産(株)は2日、2021年10月に竣工したブランド最大級の規模となる「ブランズタワー豊洲」(東京都江東区、総戸数1,152戸)を報道陣に公開した。

 (株)NIPPO、大成有楽不動産(株)、JR西日本プロパティーズ(株)との共同開発。東京メトロ有楽町線・ゆりかもめ「豊洲」駅徒歩4分、「東電堀」や「豊洲ぐるり公園」などの親水空間に隣接する。総開発面積は約2万4,000平方メートル。地上48階地下1階建てのマンション(延床面積約13万6,271平方メートル)のほか、スーパーマーケット、認可保育所も開発した。敷地の中央に「豊洲」駅からの水辺に通じるプロムナードを整備し、約7,950平方メートルの大規模な緑化空間も創出した。

 住戸は5~48階で、間取りは1LDK~3LDK、専有面積は約43~約227平方メートル。ボリュームゾーンは70~75平方メートルの3LDKで約600戸、100平方メートル以上の住戸も92戸用意した。46・47階はプレミアムフロア、48階はロイヤルプレミアムフロアとした。販売価格は、4,400万~5億7,800万円、平均坪単価410万円。

 4階は共用部専用フロアとし、スケールメリットを生かし多彩な施設を用意。パーティールームやフィットネスルーム、ゲストルームほか、ワークブースやコワーキングルーム、カンファレンスルームなども設ける。33階には湾岸の景色が臨めるスカイビューラウンジも備えた。

 19年10月上旬に販売を開始し、竣工時に完売済。19年1月のホームページ開設後から、約1万6,500件の反響を得た。購入者の属性は、東京23区が8割、うち約4割は江東区在住。平均年齢42歳、世帯人数は2.5人、職業は会社員が65%で、プレミアム住戸は経営者や医者、弁護士などが多くを占めた。豊洲エリアで、学校や公園、商業施設などに近い生活利便性と子育て環境、充実した共用部が評価された。

 引き渡しは22年3月下旬の予定。

湾岸の景色が臨める33階スカイビューラウンジ
パーティールーム

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