不動産ニュース / 開発・分譲

2022/4/21

虎ノ門・麻布台“ヒルズ”、メインタワーが上棟/森ビル

上棟したA街区

 森ビル(株)は21日、日本郵便(株)とともに参加組合員として参画する「虎ノ門・麻布台プロジェクトA街区」(虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業A街区)を上棟した。

 「虎ノ門・麻布台プロジェクト」は、同社開発の「アークヒルズ」に隣接し、「六本木ヒルズ」と「虎ノ門ヒルズ」の中間に立地する。区域面積約8.1ha、敷地面積約6万3,900平方メートル、延床面積約86万1,500平方メートル。A街区ほかB-1・B-2・C街区を開発する計画で、住宅(約1,400戸)、オフィス(約21万3,900平方メートル)、商業施設(約150店)、ホテル(約120室)、インターナショナルスクール、文化施設などで構成。約6,000平方メートルの大規模な中央広場も一体的に整備する。2019年8月に着工。23年3月に竣工する予定。総事業費は約5,800億円。

 今回上棟したA街区は、敷地面積約2万4,100平方メートル、延床面積約46万1,400平方メートル、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造鉄筋コンクリート造地上64階地下5階建て。

 7~52階は、総貸室面積約20万4,000平方メートル、基準階面積約4,300平方メートルの大規模オフィスに。最上層の54~64階は、ラグジュアリーリゾートを手掛けるアマンとのパートナーシップによる「アマンレジデンス東京」(総戸数91戸)となり、居住者専用の約1,400平方メートルの「アマン・スパ」も備える。地下1階~4階は商業施設フロアとし、ファッションやインテリア、ウェルネス、レストランなど多彩な店舗を用意する。地下1階~7階はインターナショナルスクール、5・6階は「慶應義塾大学予防医療センター(仮称)」となる予定。

上棟式の様子
鉄骨への名入れの様子(森ビル代表取締役社長の辻 慎吾氏)

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年11月号
 “令和的”不動産店舗って?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/10/5

「月刊不動産流通2024年11月号」発売中!

「月刊不動産流通2024年11月号」好評発売中です。

特集は、「働く、集う、楽しむ。“令和的”不動産店舗 」。コロナ禍やDXの推進等も契機となり、私達の働き方は大きく変わりました。そうした中、これまで以上に集まりたいと感じるオフィス・店舗の整備に注力する企業も見られます。今回は、外観や内装のデザインなど趣向を凝らし、ユーザーやスタッフが集いたくなる店舗運営に取り組む不動産会社を取材しました。

実務に役立つ連載コーナーも豊富に掲載しています。noteでの試し読みも♪