阪急阪神不動産(株)は、「(仮称)品川区東品川1丁目計画」を5月2日に着工すると発表した。
シナネンホールディングス(株)の新本社と阪急阪神不動産の分譲マンションを同一敷地内で一体開発するプロジェクト。阪急阪神不動産が同社から開発地の敷地一帯を取得し、本社ビルの建設資金と土地代金を相殺する等価交換方式で実施する。
敷地面積は2,821.33平方メートル。一団地認定を取得した上で、地上6階建ての事務所棟と15階建ての住宅棟(ジオ、全135戸)を建設する。竣工は事務所棟が2024年5月、住宅棟が同年7月の予定。
なお、計画地周辺は東京都港湾局により水辺の魅力向上や観光振興に資するため、「運河ルネサンス推進区域に」指定されている。今回の事業においても、天王洲運河と計画地との間の遊歩道に位置する、品川区所有の植栽体も併せて、本体工事と一体で改修を行なう。