(一社)千葉県宅地建物取引業協会は27日、ホテルニューオータニ幕張(千葉市美浜区)で定時総会を開催。2021年度の事業報告を実施し、収支決算を承認。22年度の事業計画、予算の承認と合わせ、役員改選を行った。
22年度の事業計画については、例年取り組んでいる事業に加え、リリースが予定されている全宅連新流通システム「ハトサポBB」やWEB契約書作成システム、電子契約システムなどの周知・利用促進を図る。また少額短期保険会社の23年の営業開始に向けて、具体的な準備を進めるとした。
役員改選では、理事会で現会長の髙﨑正雄氏が再任された。理事会後に挨拶に立った同氏は「コロナ禍に加えてロシアによるウクライナへの軍事侵攻などもあり、今は先行きが不透明な時代。理事、会員の声に耳を傾け、人々の暮らしに寄り添うという社会的使命を胸に、業界の発展に向けて働かせていただく」と力強く語った。