国土交通省は31日、2022年4月分の建築着工統計を公表した。
新設住宅着工戸数は7万6,179戸(前年同月比2.2%増)と、14ヵ月連続で増加した。新設住宅着工床面積は612万5,000平方メートル(同1.0%増)と13ヵ月連続の増加。季節調整済年率換算値は88万3,000戸(前月比4.7%減)と、3ヵ月ぶりに減少した。
利用関係別では、持家が2万1,014戸(前年同月比8.1%減)と、5ヵ月連続の減少。貸家は2万9,444戸(同2.1%増)と14ヵ月連続の増加。分譲住宅は2万5,199戸(同12.1%増)と3ヵ月連続で増加した。うち、マンションは1万2,685戸(同17.7%増)、一戸建住宅は1万2,448戸(同7.4%増)。
三大都市圏では、首都圏が総戸数2万6,111戸(同6.7%増)。内訳は、持家4,544戸(同5.2%減)、貸家1万970戸(同10.8%増)、分譲1万517戸(同8.5%増)。中部圏は総戸数8,651戸(同5.2%減)で、うち持家3,101戸(同10.8%減)、貸家2,485戸(同18.5%減)、分譲2,987戸(同19.1%増)。近畿圏は総戸数1万3,094戸(同0.7%減)、うち持家2,684戸(同11.7%減)、貸家5,868戸(同5.3%減)、分譲4,524戸(同15.2%増)となった。