不動産ニュース / その他

2022/6/7

長谷工、環境配慮の乾式外装工法を開発

 (株)長谷工コーポレーションはこのほど、ニチハ(株)と鉄筋コンクリート造建築物の複合乾式外装工法「RC×EX 工法」を共同開発。新築建築物における(一財)日本建築センターの建設技術審査証明書を取得した。

 同工法は、鉄筋コンクリート造建築物の新築工事時に用いられる型枠セパレーターを利用して鋼製下地を取り付け、その上に窯業系サイディングを外装材として取り付けるもの。従来のタイル張りや吹付タイル仕上げとは異なる、耐久性・デザイン性・更新性を兼ね備えた全く新しい外装仕上げを提案する。

 耐燃え広がり試験により火災に対する安全性を確認。また、窯業系サイディングにはこれまで未利用であった国産木材の端材チップを体積比率で50%以上混入。国産木材の利用促進とCO2固定化により環境に配慮した。

 今後は、同社が設計・施工する新築分譲マンションの事業主に同工法を提案。グループ会社が実施する大規模修繕工事等でも、同工法を応用した新たなリニューアル工法として提案していく。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。