不動産ニュース / 政策・制度

2022/7/14

東京都、省エネ診断・設計・改修に補助

 東京都は13日、既存住宅の省エネルギー性能を向上させる省エネ診断・設計・工事に対する補助の開始を発表した。

 補助対象者は住宅の所有者等。個別の住宅リフォームだけにとどまらず、マンションの大規模修繕など幅広い建物の省エネ診断・省エネ設計・省エネ改修に活用できる。補助要件は、全体改修の場合に改修後の住宅が省エネ基準もしくはZEH水準に相当することを第三者が認証すること。部分改修の場合は複数の開口部の回収を含む使用基準を満たすための工事で、第三者認証は不要。改修後の耐震性も求められる。

 補助率は省エネ診断・設計が対象経費の3分の2で、上限は設けていない。改修の場合は戸建てが対象経費の23%で、上限は省エネ基準相当が戸当たり76万6,000円・ZEH水準の場合は102万5,000円。マンションの場合は対象経費の3分の1、上限は省エネ基準が1平方メートル当たり5,600円、ZEH水準が同7,400円。

 詳細は東京都の公表資料を参照。

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